パイプクリーナーの効果的な使い方|キッチンの排水つまり解消法

キッチンの排水がつまってしまったとき、できることなら自分で直したいと考えている人も多いのではないでしょうか。
そんなときに効果を発揮するアイテムとして、パイプクリーナーというものがあります。
しかし、効果的に使っていくためには、どのようなポイントがあるのかがわからないという人も多いのではないでしょうか。
今回この記事では、パイプクリーナーについてさまざまな方向からお話ししていきます。

目次

パイプクリーナーとはどんなもの?

はじめに、パイプクリーナーとはキッチンをはじめとする水場で詰まりが起きたときに、手が届かないパイプの中にある汚れを流し落とせるように分解する洗剤のことです。
雑菌が原因で発生する汚れや油汚れを落とすことが主な役割であることから、塩素系の漂白剤と似たような成分を使用しており、パイプ内の汚れをしっかり落とすために、パイプの側面に張り付くように工夫がされています。

そして、パイプクリーナーには大きく4つの種類があり、それぞれ正しい使い方があります。
次からは種類ごとの特徴、そして正しい使い方をご紹介します。

種類別パイプクリーナーの正しい使い方

粉末タイプ

1種類目は粉末タイプです。
粉末タイプは、比較的簡単に取り扱うことができるタイプです。
粉末状の洗剤と水を合わせることで泡となり、その泡によってパイプ内の汚れを落とすことができます。
多くは業務用として取り扱われていることから、強力な洗浄力を誇る反面、使用するときには細心の注意を払う必要があります。

使い方

粉末タイプの正しい使い方は下記の通りです。

  1. 商品の一回の規定量を排水溝や排水口に入れていく
  2. コップ1杯、もしくは2杯ほどの水(40〜50℃程度)を排水溝や排水口に少しずつ流し込んでいく
  3. 5〜10分おいたあと、普段使用しているように水を流し込む

液体タイプ

2種類目は液体タイプです。
液体タイプは粉末タイプと同様、パイプクリーナーの中でも手軽に取り扱うことができるタイプです。
液体状になっている洗剤を直接排水溝や排水口などのパイプに注いでいくことで、内側についている汚れやヌメリを溶解していきます。
液体タイプは一般用としてもっとも普及されているものであるため、初めて使うときにおすすめです。

使い方

液体タイプの正しい使い方は下記の通りです。

  1. 商品の一回の規定量を排水溝や排水口に入れていく
  2. 15〜30分ほど時間を置く
  3. 普段使用しているように水を注ぎ、すすいでいく。一度で落ちない場合は数回繰り返す。

ワイヤーブラシタイプ

ワイヤーブラシタイプ3種類目はワイヤータイプブラシです。
ワイヤーブラシタイプは先ほど挙げた2種類とは異なり、直接汚れやヌメリを落としていくタイプです。
数メートルあるワイヤーの先にブラシがついており、パイプに入れていくことで、パイプ内の奥まで汚れやヌメリを除去できます。
ワイヤーブラシタイプも一般用として普及されているものですが、初めて使用するときは引っかかってしまうこともあるため、取り扱いには注意が必要です。

使い方

ワイヤーブラシタイプの正しい使い方は下記の通りです。

  1. キッチンやお風呂などを汚さないように新聞などでおおう。
  2. ワイヤーブラシを組み立て、パイプ内に直接押し込んでいく。
  3. 中に入れたら、数回回転させ、引き抜いたら付いた汚れを取っていく。
  4. 水をいつも使用しているときのように注ぎ、詰まりが解消されたかを確認する。

真空式タイプ

4種類目は真空式タイプです。
真空式タイプは真空ポンプとも呼ばれており、従来からあるラバーカップと同じような原理で使用することができるタイプです。
より強力になったラバーカップ部分を排水溝や排水口に取り付け、ハンドル部分の押し引きを繰り返し、汚れやヌメリを取り除いていきます。
真空式タイプも一般用として普及されており、完全につまったときなどで使用するようにおすすめされていることが多く見られます。

使い方

真空式タイプの正しい使い方は下記の通りです。

  1. キッチンやお風呂などを汚さないように新聞などでおおう(洗面台の場合はオーバーフロー口も行う)。
  2. カップ部分に水をため、パイプの入り口に押し当てていく。
  3. ハンドルの押し引きを繰り返し、詰まりの原因となっているものがあったら取り出していく。
  4. 普段使っているように水を流し込み、詰まりが解消されたかを確認する。

パイプクリーナーをより効果的に使うポイント

最後にパイプクリーナーを効果的に使うためのポイントについて見ていきたいと思います。
効果的に使うためのポイントは大きく2つあります。

場所ごとに使う成分を変えていく

場所ごとに使う成分を変えていくまず1つ目は場所ごとに使う成分を変えていくことです。
先ほどお話ししたようにパイプクリーナーには多くの成分が含まれており、それぞれ使用したときに効果を発揮する場所があります。
髪の毛などを溶かすときは次亜塩素酸ナトリウム、髪の毛に加え、油汚れなども落としていきたいときは水酸化ナトリウムなどの成分が配合されているものを使用すると、汚れが落としやすくなります。

何を予防したいのかによって変える

2つ目は何を予防していきたいのかによって変えていくことです。
詰まりが起きる原因にもさまざまな種類があることから、詰まりの原因によってパイプクリーナーのタイプを切り替えていくと、より効果を発揮していきます。
臭いやヌメリを取り除いていきたいときは溶解する成分濃度が1%以下の液体タイプ、ヘドロや髪の毛などの溶けやすいものでパイプ内がつまっている場合は溶解する成分濃度が1%以上の液体タイプなどを使用するようにしましょう。
そして、油汚れなど粘り気のある汚れの場合は液体クリーナーだと落ちないこともあるため、その場合は粉末タイプ、もしくは液体タイプを使用してからワイヤーブラシタイプ、真空式タイプで直接的にとるようにすると効果的です。

まとめ

今回はパイプクリーナーについてさまざまな方向からお送りしました。
種類ごとの特徴や使い方、そしてどのようにすれば効果的に使うことができるのかが見えてきたのではないでしょうか。
パイプクリーナーを初めて買うけど使い方がわからないなどの疑問を抱いたときに見てもらえると幸いです。

>>排水の詰まりについて原因から知りたい方はこちら

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